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【ドラマの見どころ!】見てもあんまり得しない、鳥居みゆきの裸とズボラ女子の生態。『臨死!!江古田ちゃん』

 今日の【ドラマの見どころ!】は、鳥居みゆき主演の『臨死!!江古田ちゃん』(日本テレビ系)。『月刊アフタヌーン』(講談社)で連載中の瀧波ユカリによる人気4コマ漫画作品を、美人だけどちょっと(というかかなり)アングラな雰囲気の鳥居が、まるでマンガのコマから飛び出してきたがのごとくリアルに熱演。なにを隠そう練馬区に住居を構えた事もあるチャッピーが、貧乏くさいこのドラマの見どころと、この街についてお教えしちゃうわ。え? ほとんどが室内の撮影で、ロケ無しって、ちょっと江古田をなめてない?

 西武池袋線で池袋から3つ目の江古田駅。その近辺に暮らす女のフリーター、江古田ちゃんを主人公とし、彼女の自堕落ぎみな生活と、ちょっと変わった周辺の人々の日常を描く。洗濯がめんどうだからと家では裸で過ごし、よそに彼女がいてエッチ目当て泊まりに来るカスなオトコと付き合う江古田ちゃん。日々の楽しみは友人M(江本純子)と飲み屋で猛禽女(自分たちとは真逆な女子をそう呼ぶ)とその周りにいる男をチェックする事。原作に忠実にオチをつけて、独特なマンガの世界を再現。見ているところを決して男性には見られたくないけど、女だったら誰だって「あるある!」って納得の小ネタ満載のズボラ女子の生態図鑑ってところかしら。ヒットエンドラーン!でおなじみの鳥居さん、大事な所を上手く隠して色白スリムなボディを披露してるけど、なぜか見てもちっともトクした気分にならないわ。

 多くの業界人を輩出している日本大学芸術学部があるこの街で、同大学を卒業したはいいけれどメボシイ職業にはありつけず、ただなんとなくテレオペやホステスなどのアルバイトで食いつなぐ江古田ちゃん。でもクリエーターやタレントへの夢が捨てきれず、モテナイ金ナイ職ナイの痛い日常を送るサブカル系女子の姿が超リアル。実はチャッピーの周りにもこんな人がたくさんいるのでちょっとだけ共感しちゃう。ところで、友人M役で出演している江本純子さんは、知る人ぞ知る過激な女性劇団「毛皮族」のリーダー、この人テレビで見ると地味だけど、実際は胸も大きくて内面からにじみ出る何かがとてつもなくセクシー。女は見た目だけじゃないのよね。(チャッピー)

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