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『G線上のあなたと私』ゆるふわバイオリン講師が「怖い」と話題 演じる桜井ユキに注目集まる

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『G戦上のあなたと私』公式twitterよりhttps://twitter.com/gsenjou_tbs2019

 波瑠主演の火曜ドラマ『G線のあなたと私』の第3話が29日に放送され、平均視聴率が7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)であることが報道された。

 本作はいくえみ綾氏による同名漫画が原作の実写ドラマである。婚約者に婚約を破棄された元OLの小暮也映子(波瑠)が、バイオリン講師である久住眞於(桜井ユキ)のもとでバイオリンを習い、眞於に思いを寄せる大学生・加瀬理人(中川大志)や、夫に浮気された主婦の北河幸恵(松下由樹)ら同じ門下生と絆を深めていくというストーリーだ。

 第3話放送後、視聴者からは美人でおしとやかなバイオリン講師・眞於に対し「怖い」という声が集まり、大きな反響を呼んでいる。眞於は理人の兄の元婚約者で、彼にとっては初恋の相手である。しかし、理人の兄に結婚直前で婚約破棄されたという、也映子と同じような暗い過去を持っている。

 理人の気持ちには気付いているものの、一生徒として接していた眞於だが、22日放送の第2話では、友人との会話の中で「仕方ないよね、生徒は選べないし」と眞於が笑顔で理人を非難。そして第3話では、レッスン中に「違う!」と理人を厳しく指導し、バイオリンで自分と繋がろうとする理人へのいら立ちを見せる。さらにバイオリン発表会後、理人に告白された際は「時間を無駄にすることになります、加瀬さん」と冷たく言い放った。

 視聴者からは「バイオリンの発表会での演奏をべた褒めしてたのに、告白された瞬間表情なくなるとこ怖すぎる」「普段ニコニコしている優しい先生が怒鳴ったり、冷たくなったりするっていうギャップが怖い」「桜井ユキのゆるふわ系女子の演技がリアルすぎる。表面上は愛想よくても、腹の中じゃ何を思っているのか謎って女子、結構多い…」 との声がネットに挙がっている。

 眞於演じる桜井ユキは、安藤サクラや門脇麦など実力派女優が集う芸能事務所「ユマニテ」に在籍している女優だ。2018年公開の松坂桃李主演の映画『娼年』では、松坂演じる主人公に想いを寄せるあまり、娼夫として働く彼の客となってしまう孤独な女子大生・白崎恵を演じ、激しいベッドシーンが大きな反響を呼んだ。2019年放送の高橋一生主演のドラマ『東京独身男子』(テレビ朝日系)では、男に媚びないサバサバ系女子の弁護士・日比野透子を演じ、そのクールな演技が注目された。

 「原作の眞於は『ふわふわ系女子』の雰囲気が強いため、大胆なベッドシーンやクールな女性を演じてきた桜井にキャスティングが決まると、原作ファンからは『原作とイメージが違う』『もっと明るい癒し系の女優さんがいい』という声も挙がっていました。しかし、物語が進むにつれ、眞於の心の闇が明らかになり、桜井の“どことなく闇を感じさせる”繊細な演技が評価されるようになりました。『娼年』やそのほか出演作品で人知れない事情がある役柄を演じてきた彼女だからこそ、人間の暗い部分が視聴者にも伝わるのでしょう」(ドラマライター)

 第3話では、同じ職場の男性との交際を匂わせる発言をした眞於だが、今後の理人との関係はどのように変わっていくのだろうか。番組の公式twitterにも理人の切ない恋への反響が多く寄せられている。今後の展開と、桜井の演技も併せて注目したい。

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