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個性派俳優・萩原流行さんが事故死!

 映画やテレビで、個性派俳優として活躍した俳優の萩原流行さんが22日、バイク事故で死亡し、各メディアが大々的に報じた。

 報道をまとめると、萩原流行さんは同日午後6時ごろ、東京都杉並区内の青梅街道の上り線を愛車の大型バイク・ハーレーダビッドソンで走行中、前の車を追い越そうとして、右の車線に入ろうとした時に転倒。その際、後続の車にひかれたとみられるという。萩原さんは救急車で都内の病院に緊急搬送されたが、病院で死亡が確認され、駆けつけた妻のまゆ美さんが本人であることを確認した。

 クセのあるキャラで名脇役として活躍していた萩原さんだが、最近はうつを患い俳優活動をセーブ。プライベートではバイクや車好きで知られていたが、昨年10月に同区内の区道で乗用車を運転中に歩行者と接触して走り去ったとして、今年3月に自動車運転処罰法違反(過失傷害)などの疑いで書類送検された。また、先月23日に同区内でバイクを運転中に転倒し右腕を打撲するケガを負って入院するなど、最近2年半で3度の事故を起こしていた。

 萩原さんの事故死から一夜明けた23日朝、まゆ美さんは自宅に集まった報道陣に対応。憔悴しきった様子で、「20歳から42年間ずっと一緒でしたので…まるで夫婦漫才のようでした」と瞳を潤ませた。故人の遺志により、葬儀は密葬の形で行うことを明かした。

 萩原さんは82年公開の映画「蒲田行進曲」で注目され、その後、アクの強い名脇役として活躍。トレードマークはテンガロンハットで、気さくで陽気なキャラクターでバラエティーにも出演。独特な怒り方はタレントの神無月のモノマネで知られていた。

 その一方で、まゆ美さんが20年以上うつ病を患い、献身的な看病を続けていたが、数年後に自身もうつと診断され08年にテレビ番組で告白。09年発売の著書「Wうつ」に闘病体験をつづり、講演活動も行っていた。

 萩原さんのご冥福をお祈りしたい。

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