うつみは「愛川は最期まで仕事に復帰するつもりで頑張っており、皆様に公表することを頑なにお断りするよう申しておりました。ですが、そんな頑固なところも愛川らしい一面ですので、どうかお許しください」と亡き夫の遺志を代弁。天国にいる最愛の夫へ「最後に。キンキン、よく頑張ったね。いろいろ楽しかったね。本当に本当にありがとう」と感謝した。
うつみや、お悔やみのコメントを寄せた関係者の言葉から、亡くなる直前まで“仕事人間”であったことがうかがえた愛川さんだが、稼いだ金は散財することなく、目に見える形で残していた。
「一部メディアが報じたところによると、渋谷区内にある自宅は土地だけで実勢価格約7億円。目黒区内にある私財を投じた小劇場のキンケロ・シアターも土地だけで約8億7500万円です。いずれも持ち分の半分はうつみの名義。そのほかには、愛川さんが主宰する劇団、これまで8本製作してきた映画や、3シリーズが放送されている刑事ドラマに突っ込んだ。18日からは同劇場で自主製作の新作映画『満洲の紅い陽』が公開されたが、いわゆる“商業ベース”に乗るような作品ではなく、製作費は“持ち出し”になりそうだ」(芸能記者)
残されたうつみの仕事といえば、レギュラー番組はラジオが1本のみ。とはいえ、今後、莫大な相続税や固定資産税の支払いが生じるのに加え、愛川さんの遺産の一部は愛川さんが78年に離婚した前妻との間の2人の子供にも相続させなければならない。
「さらには、雇っていた所属事務所や劇団のスタッフの今後のことも考えなければならず、うつみは苦慮しそう」(同)
うつみはこれからがいろいろ大変そうだ。