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追い込まれた日テレ・上重アナ

 16日発売の「週刊文春」(文芸春秋)で親友のソフトバンク・松坂大輔から06年WBC優勝時に譲り受けたサインボールを横流しした、と報じられ、所属する日本テレビが「事実無根」と完全否定した上重聡アナだが、発売中の同誌が徹底取材しボールがしっかり存在していたことを報じている。

 16日の発売号ではこの“友情ボール”の売却に関して、上重アナと親交がある某区議会議員や某女性タレントの元夫が絡んでいることが報じられていたが、発売当日に日テレが「事実無根」と完全否定し、文春に対して「法的措置も検討する」とコメントを発表していた。

 ところが、発売中の同誌に対して、その区議から“友情ボール”の購入を再三勧められた会社経営者は「(区議から)“実物”を前にして詳細な説明を受けたのです」と証言。区議から売却価格として50万円を提示され、上重アナの「松坂が途中降板した際に審判から受け取ったボールをインタビュー直後に松坂から受け取ったということを私、上重聡が証明します」という証明書を付けることも約束されたというが、結局、購入しなかったという。

 その後、ボールはこの経営者の仲介で、すでに亡くなっている有名な野球グッズコレクターが購入。この経営者は同誌に対し、「友情ボールが存在するのは、紛うことなき事実。私は法廷で証言しても構いません」としっかり存在していたことを主張した。にもかかわらず、同誌が松坂の事務所に追及たところ、「9年前のことなんて本人だって覚えていませんよ」とコメントしたという。

 「日テレは松坂の事務所に確認したということを建前にボールの存在を否定したが、上重アナをかばうために松坂が配慮していることがバレバレ。さすがに、日テレも今回の同誌の記事に対しては反論できないだろう。一部メデイアでは上重アナが司会をつとめる朝の情報番組『スッキリ!!』降板が決定したという報道も。もはや“朝の顔”をつとめる資格はないだろう」(芸能記者)

 上重アナと日テレはいい加減、事実関係を“スッキリ”させてほしいものだ。

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