発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、上重アナは同局の就業規則違反となるマイカー通勤を複数回行ったというが、乗っていたのは英国産の高級車・ベントレー。そのベントレーの所有者は同番組のスポンサー企業である靴の小売メーカーABCマートの元会長・三木正浩氏が代表を務める資産管理会社で三木氏はいわば上重アナのタニマチ的存在だという。
さらに、上重アナの自宅は数多くの芸能人が住むことでも知られる都内の高級住宅街にそびえ建つタワーマンションの最上階だが、その購入資金1.7億円は三木氏が無利息で融資。その行為は社員就業規則で懲戒事由に当たる、スポンサーとの癒着行為に当たるというのだ。
「2人の間を取り持ったのは、巨人OBの宮本和知氏だというが、上重アナの感覚は、大企業の社員というよりも、プロ野球選手とタニマチの付き合いのような感じで接していたようだ」(球界関係者)
上重アナは小学2年から野球を始め、小中学ともに全国大会優勝を経験しこれまで数多くのプロを輩出した高校野球の名門・PL学園に進学。PLのエースとなり、98年夏の甲子園の準々決勝で今シーズンから日本球界に復帰したソフトバンク・松坂大輔率いる横浜高校との激闘は今も語り継がれている。プロ入りせず立教大に進学し活躍するも、ケガもあってプロ入りを断念。テレビ朝日とフジテレビの内定ももらったが、アナウンサーとしての活躍を考えて日テレ入りし大型新人として話題になった。
プロ野球ではエースになれなかったが、日テレではようやくエースに近いポジションをゲット。しかし、頭の中は“野球バカ”だったようで、今後、何らかの形で“ペナルティー”を受けることは避けられないようだ。