『安堂ロイド〜A.I.knows LOVE?〜』(TBS)で主演の木村がドラマでかけているメガネが放送開始前からバカ売れし、役名の付いた沫嶋黎士モデルとなるものまで販売されたというのだ。過去にはベストジーニスト賞を5年連続受賞するなど、ファッションリーダーとして名をはせていたが、メガネの在庫をいっそうさせてしまうあたり、「さすがキムタク」というところだろう。
何を付けても何を着ても似合ってしまうというところかもしれないが、木村のファッションセンスは後輩にかなりウケが悪いんだとか。あるテレビ局関係者は「木村君の私服のセンスは、かなりイマイチなんだそうです。言われてみればそうかもしれないなとは思いましたけどね」という。
木村の私服を見る機会などないから分からないと思いきや、意外と目にする機会があるという。「東日本大震災の震災復興支援プロジェクト『マーチングJ』で募金を集めたときです。木村君が着てきたのが下半身が真っ青で、だんだん白っぽくなり首の辺りは真っ白というブルー系の服だったんです。スタイリストが用意してるのなら、センスを疑うといわれても仕方がないという報道陣も多かった。ただ、どうも私服だったようで、後輩メンバーも『あれ富士山っすよね。昔、ファッションリーダーだったのに…』と愕然としてました」と同関係者。
さらに、「紅白のリハーサルなんか は結構、私服の時が多いんですが、どうもこれもイマイチ。何年か前にはジーンズ地のジャケットに半パンというのがあった。新聞でその格好を見た別の後輩メンバーが『あれ私服なんすかね。もし私服なら相当、やばいっすよね』ってセンスを疑ってましたね」と同関係者。
スタイリストが用意したものが毎回キマリすぎて、私服ぐらいは遊びたい、似合わないものを着たいとの思いが強くなってしまったのだろうか。ただ、根本的には「何を着ても似合ってしまうのがキムタク」のはず。時代を先取りしているだけなのかもしれない。