ところが糖尿病に対し、「肉を食べていい、アルコールだってOK!それでいて糖尿病を治せちゃいます」と主張する医師が現れた。
ハーバード大学で助教授も務めた著者は、糖尿病を治すにはとにかく「糖」を断つことだといい切る。そのために米もパンも、そして意外にも糖が含まれている野菜までも断ち、肉食中心の“糖断食生活”を送ることを勧めているのだ。
「糖は私たちの身体にとって、エネルギー源としてしか使えません。糖は体内でタンパク質や脂肪からもつくられます。したがって飢餓がありえない現代人にとってエネルギー源以外に使い道のない糖は、まったく必要のない栄養なのです」
糖尿病に悩む人にとっては目からうろこの内容だ。(税別1200円)