昨年はデビュー以来所属していた大手芸能プロと独立問題で揉めたものの、今年に入ってから晴れて独立。独立後、初のコンサートツアーとなったが、「テレビに出ることもないので、ファンの“飢餓感”を煽り、生で安室を見ることができる唯一の場所であるツアーのチケットは即完売。今や入手が難しい“プラチナチケット”になっている」(レコード会社関係者)。
そんな安室のコンサートの最大の特徴は極力MCを省いたスタイル。5日に行われたツアーの初日公演を報じた各メディアによると、安室はまったくMCを挟まず全29曲を披露したというのだ。
そんな安室のツイッターはファンにとっては“天の声”ともいえるが、9日の昼すぎでの書き込みはわずか7回。その内容は「今日からツアーが始まります」、「次は、福井に行きます。福井は久しぶりに行けるから楽しみ〜!」など、本人が書いたかどうか怪しいもの。おまけに、短すぎる書き込みに続き、必ず「ツイートの続きは安室奈美恵公式ファンクラブ『fan space』でCheck!!」と書き込まれ、ファンクラブサイトへリンクするようになっているのだ。
ちなみに、ファンクラブの入会金は2000円(税込み、以下同)、年会費は3000円、さらに申込手数料が350円。ツイッターのすべての書き込みを見るために5350円を支払わなければならないのだ。
「なかなかツイッターをこういう風に使うのは難しい。独立したものの、安室はこれまでの楽曲の原盤権を持っているわけではないので、歌唱印税のみしか入ってこない。少しでも実入りを増やすために今まではやらなかったファンを“釣る”ようなビジネスを始めたが、おそらく、昨年の独立騒動の際に“黒幕”とされた音楽関係者のアドバイスだろう」(芸能記者)
とはいえ、熱烈なファンからしたら、「釣られてる」という感覚はなさそうだが…。
*画像は安室奈美恵 LIVEGENIC 公式ツイッター https://twitter.com/amuro_livegenic