約4年ぶりの芸能活動を再開させ、12年ぶりに紅白に復活した明菜。「その甲斐もあってか、42.2%の高視聴率だった。一昨年に比べて数字は落としていますが、明菜復活の話題を作れたということでNHKの力を見せることが出来たと局内は万々歳といったところでした」とレコード会社関係者。
だからこそ、「復活」のキーワードは今年も狙いに行くというのだ。紅白が狙いを定めているのが「安室奈美恵さんですよ」と同関係者。紅白は2003年を最後に出場しておらず、さらにここ数年はテレビの出演もゼロ。ほとんどコンサートだけでの活動となっているが、「まだまだ女性からはカリスマとしてあがめられていて、コンサートをやったら、5000人規模の会場ならチケットは秒殺。プラチナチケットと呼ばれている」(芸能プロ関係者)というほどだ、当然、この人気に目をつけないわけがなく、近年は紅白もオファーはしているようだが「完全にふられている状態」(同関係者)だとか。
結局、同じ結果になるのではと思われるが、「今年は安室さんの置かれた環境が違うということで、何とかしたいという思いは強いようです」(前出のレコード会社関係者)。安室は今年の頭、長年、所属していた事務所から独立し、個人事務所を立ち上げ、その社長まで務めている。「ここ数年間は安室さんと前の事務所とは、ほとんど話も出来ないといったくらい関係は冷めていた。だからNHKも話すら出来なかったでしょうが、その点が変わってますからね。今年の紅白スタッフの中では何とかしたいし、何とかなるのではという思いは強いようです」と同関係者。
果たして紅白の復活となるか。