所属事務所「ライジング・プロ」からの独立騒動を起こした安室。これまでの契約を“奴隷契約”と言い切り、独立を持ち出した。「安室は自分のやったことを後悔し始めているという話も出ていますが、独立ということに関しては、いまだあきらめていないようです。事務所としては独立させるわけにはいかないですから、その点で折れていない以上、話し合いにもならないというのが現状です」とはある芸能関係者。
現段階ではこの独立騒動は芸能界の重鎮たちも激怒しており、芸能界全体として「一切、認めない」という大号令がかかっている。それだけに、「事実上の引退」という声もある。ただ、「いまの芸能界でいえば、インディーズでもCDは出そうと思えば出せるし、ライブだってすべての会場が使えないというわけではない。今の収入はなくなるでしょうが、引退というところまでは追い込めないのでは」(音楽関係者)というのだ。
だからこそ、事務所側もこのまま安室の思い通りにさせるつもりもない。「いまは週刊誌など一部のメディアだけがこの問題を取り上げている状態です。事務所サイドも改心するのではという期待を込めてワイドショーなどのテレビでは触れないようにお願いをしている状況ですが、いつまでもこの状況を続けるつもりはないようです。このまま年が明けるようなら、一気に報道を解禁させるつもりです。要は安室潰しにかかるそうです」とはあるテレビ局関係者。
それまでに決着が付けばいいのだが。