同誌によると、安室は所属事務所と1992年3月に専属契約を結んで以来、これまで5年ごとに更新され、両者間には2017年2月末までの契約が残っているという。ところが、安室は今年5月、所属事務所の幹部らに「事務所を辞めたい」、「独立したい」、「これでは奴隷契約です」などと直訴。後日、税理士を連れて事務所に来ると、残りの契約期間は安室が作る会社とヴィジョンが契約を改めて交わすこと、契約変更後は印税の配分や報酬の割合を上げること、原盤権の一部を安室の新会社が保有することなど、安室に都合のいいことばかりが書き連ねられた「提案書」を突きつけたという。
公にはなっていないが、昨年も安室は移籍を画策したが、周囲の説得で思いとどまったというが、もはや思いとどまることができなかった様子。安室は6月末に個人事務所を設立し、先月には安室から委任状を託された2人の弁護士が所属事務所に接触を図るなど、安室はすでに当事者同士の話し合いを拒んでいるというが、安室の一連の行動の“黒幕”として、音楽プロモーターの存在も浮上しているというから、安室と事務所の関係修復はもはや不可能なようだ。
「安室の事務所は歌手が安室、女優が観月ありさの2トップ体制。安室が独立すれば、業績が急速に傾いてしまう。しかし、もはや、独立は止められないようで、安室の後釜に据えるためか、モデルで女優の西内まりやを大々的に歌手デビューさせた。ただ、どうがんばっても安室の売り上げを埋めることは不可能」(芸能記者)
この騒動がどういう決着を見せるかが非常に注目される。