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流行に次々と噛みつく伊集院光

 芸能界では、噛みつくことで自らの存在意義を示すという手法は珍しくないが、ここ最近、もっとも流行に噛みつき続けているのがタレントの伊集院光だ。

 最近では、28日に放送されたTBSラジオ「月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力」で大ヒット中のディズニー映画「アナと雪の女王」を「毒にも薬にもならない映画」と批判している。批判の理由として、「誰もストーリーを褒めていない」と指摘し、悪いとこが一切ない。良いとこも一切ない」とコメントした。ただ、雪のサクサク感については褒めている。

 さらに、伊集院は最近のご当地キャラブームで話題となった、船橋市の非公認ご当地キャラクター「ふなっしー」についても、苦言を呈してる。ふなっしーの露出が多くなることで、公認キャラの活動が難しくなることに触れ、さらに、「ちょっとでも船橋市が有名になれば」という大義名分は「ソックリさんタレントが『大好き』って本家を言い続けるあの感じ」に似ていると指摘している。

 そして、国民的アイドルグループとなったAKB48にも伊集院は早くから批判的であった。CDを複数枚買い総選挙の投票や握手券を獲得させる、いわゆるAKB48商法について、「“アコギだな”ってことは押さえておいた方が良いなって思って」とチクリ。さらにこの時に、「そんなに興味ないんですけど」としながらも、AKB48でスキャンダルや総選挙があった時は、自身のラジオ番組で、そのネタを取り上げることも少なくない。

 とりあえず、流行に対して、これだけ噛みつく伊集院光にとってこのご時世は、とてもストレスの溜まる世の中であることは間違いなさそうだ。

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