「大阪の『エテルナ』という店です。女性はホームページに載っているイケメンの写真を見て、気に入った男性を選んで電話かメールで伝える。すると、その男性を全国どこにでも派遣してくれるのです。かつては利用者のほとんどが風俗関係の女性でしたが、今では主婦やOLが大半なのだそうです」(社会部記者)
基本料金は1時間6000円。交通費、食事代などは全額女性の負担だが、1日に30件もの依頼が入る場合もあるという。
「現在、33人が在籍しており、中にはイケメンコンテストで決勝まで進んだ男性もいます。レンタル彼氏とは、お食事、ご旅行への同伴など、デート気分を楽しんで頂きます。『エテルナ』はラテン語で『永遠』を意味し、文字通りお客様にとって“永遠の癒しの空間”になれるよう、日々精進しております」(エテルナ関係者)
我々からすると何やらピンクめいたサービスも思い浮かべてしまうが、性サービスや個人的に会うことの禁止など、厳しいルールが定められているという。
30〜40代が多く占めるという利用者の中には、「どんな美容液よりも内面から美しくなれる」と絶賛する女性もいるというが、彼女たちは何を考えているのか。
動物人間学研究者の春江次郎氏が言う。
「殺伐とした現代社会では、自分のエロスをじっくり見つめる余裕もその術もない女性が多い。そんな時、イケメンを手軽にレンタルしてくれるとなれば利用しない手はない。コンビニ世代の女性ならなおさらですよ。彼女たちは母親の母胎にいる時、その食生活に問題があり、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが取れておらず、やや男性ホルモンが多めなのです。そもそも、カネを使ってイケメンを持ち歩くというのは男性の発想。女性は男性に征服されてこそ悦びを感じる生き物です。いろんな産業があって結構ですが、少し寂しい気もします」
今後、同種のサービス業が増えるのか注目だ。