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ケイリン徒然草 ますますし烈になってきたGP出場権争い

 平塚の競輪グランプリ(12月30日)の出場権を巡る争い(残り4人)はますます激烈をきわめている。安全圏にいると思われた小嶋敬二(石川)は松阪GIIIで優参を外すポカ。7440万円の獲得賞金では心細くなってきた。こうなると小嶋は21日からの玉野GIIIを制覇するか全日本選抜を優勝か2着しか安全策はない。
 だが、レースを見ていてもまくり脚にすごみはないし、仕掛けのポイントがずれている。
 確実なのは平原康多(埼玉)だろう。小嶋との賞金の差はわずかに80万くらい。松阪GIIIも優勝に乗った。花月園GIIIを走ってから地元の全日本選抜のタイトルを狙う。ここで勝てば文句なし。33バンク並の西武園、どんなアクシデントがあるか分からないところはあるが、最近の平原は落ち着いたレースをする。先行しても2着まではまず、大丈夫だろう。

 紫原政文(福岡)には頑張ってほしいところ。賞金的に圏内で、伊東GIIIでも決勝(6着)に駒を進めた。今後の走りが楽しみだ。
 この紫原、調子は絶好調でいざとなればまくりもある。壁を乗り越えてほしいし全日本で優参すればチャンスが広がってくる。
 新田ははどうか。地元伊東では準決で失敗したが次も南関地区の花月園GIII。しかも小回りバンクや細切れ戦は得意中の得意だ。
 佐藤友和(岩手)は全日本が狙いだろう。まくりも長い先行も出来る脚を作ってくる。決して好調とはいえないが、チャンスは十分だ。
 全日本で一発狙うのは手島慶介(群馬)だろう。しぶとく稼いで伊東GIIIでは見事な優勝を飾った。
 平原マークあるいは3番手からまくってくる手島、2着で1450万の全日本選抜で活躍すれば、グーンと獲得賞金を上げるかもしれない。

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