初回視聴率は15・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で民放キー局の新ドラマの視聴率でトップ。そして、18日放送の第2話は3・1ポイントアップの18・1%を記録したのだ。
「米倉といえば、大ヒットシリーズ『ドクターX』の続編を断って新シリーズに挑んだだけに、並々ならぬ気合で臨んでいます。その気合が視聴率にも反映されているようですが、テレ朝の上層部は『これでドクターXの続編はなさそうだ…』と頭を抱えてしまっているそうです」(芸能プロ関係者)
このドラマの対抗馬と思われていたのが、阿部寛主演のTBS系ドラマ「下町ロケット」。15年放送の前シリーズは初回16・1%で、放送を重ねるごとに数字を上げ、最終回は最高の22・3%を記録していた。
ところが、今作は初回は13・9%、21日放送の第2話は1・5ポイントダウンの12・4%だった。
「ドラマの放送前には、ドラマの原作となったシリーズ最新作を発売。そちらの方はそれなりに売れているようだが、視聴率は振るわない。豪華キャスト陣をそろえるのはいいが、登場人物を増やし過ぎて話がゴチャゴチャし過ぎている印象」(テレビ局関係者)
そして、数字がすっかり伸び悩んでしまっているのが、新垣結衣と松田龍平のW主演ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系)。初回は11・5%だったが、第2話は8・5%。早くも1ケタに転落してしまった。
「新垣主演のヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の脚本家が手がけたが、どうやら第1話であきられてしまったようだ。昇り調子だったガッキーだが、このドラマで勢いが止まりそう」(芸能記者)
この分だと、「リーガルV」がどこまで数字を伸ばすかのみが注目されることになりそうだ。