9日放送の『グッとラック!』には「あいちトリエンナーレ」芸術監督の津田大介氏がVTRを通じ生出演。その中で志らくは再開について反対の姿勢を示し、その理由について「陛下の写真を踏みにじるような、それが表現の自由だと。それは果たして芸術なんですか?」と津田氏に問いかける形で明らかにした。
さらに志らくは津田氏に「いろんな理由をつけて、『それも表現』だと言って大勢の人の前でその人の親や子供の写真を破く、あるいは子供の虐待の映像を見せて『これも芸術だ』と、こういうことをやり始めたら? 自分の親の写真を焼いたり踏んだりするのが『芸術だ』と言われたら」と質問。これに津田氏は、作品の文脈はきちんとしていると強調しつつ、「自分が不快になるかということと別に、表現の自由のひとつだと思っています」と回答していたが、志らくは首をかしげつつ、「やりたいんだったら自分のお金でやればいいんじゃないですか? なんで税金使ってやるんですか?」となおも疑問を投げかけていた。
志らくは放送後、ツイッターを更新。「表現の不自由展で素直に感じたこと」とし、「やっていいことと悪いことがあると子供の頃に親から教育を受けなかったのかなあ」と変わらず批判する姿勢を見せ、ツイートには賛同の声が多く集まっていた。
しかし、実は『グッとラック!』の初回に当たる9月30日放送回で文化庁が補助金の交付をしないことを発表したことに対し、「政治家たちの芸術に対する認識の低さが招いた悲劇」と文化庁側を批判。「不愉快なものを含めて、それが芸術」としていた。
しかし、この日一転して「表現の不自由展」を批判したことに対し、ネットからは「初回の放送は津田大介をおびき出すワナだった…?」「津田をおびき出す仕掛けのための発言だったのか」と想像する声が相次いだ。
さらに賛否が出そうな「表現の不自由展」。今後も注目したい。
記事内の引用について
立川志らく公式ツイッターより https://twitter.com/shiraku666