森川は2010年、ファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルオーディションに応募し、5575人の中からグランプリを獲得。その後はドラマ、映画と数々の作品に出演し、近年は宮藤官九郎脚本の『ごめんね青春!』(TBS系)や、月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)などで、さらに知名度を広げている。
そんな彼女のフィルモグラフィーで、特に注目を集めたのが『監獄学園-プリズンスクール-』(TBS系)への出演だった。
「原作を読んで、何をどこまでやるんだろうってワクワクしました。やるならやってやろう!という気持ちでした」
原作は青年漫画ということもあり、ドラマ『監獄学園』にはコメディ作品ながら数々の性的描写が盛り込まれていた。そこで森川は、放送コードギリギリの演技に挑んでいく。
「パンツは毎回、全力で脱ぎました! 今後、こんなにパンツを脱ぐ仕事はたぶんない(笑)!」
ドラマでは下着を脱いでからの放尿未遂シーンや、主役・中川大志との、通常のドラマでは考えられないほど濃厚なキスシーンなど、その過激な描写は、インターネットを中心に大きな話題となり、森川の極限まで振り切った女優魂には、称賛の声が上がった。
女優としては順調に階段を駆け上がっていく森川。しかし過去には、ある発言をキッカケに一部のスポーツファンを激怒させる出来事があった。
「サッカー、全然見ないんです…。ワールドカップも見なかったし、もう『Jリーグ』とか意味がよく分からないし(笑)。 憧れの先輩? サッカー部には…いなかったですねえ。野球部のほうが良かった(笑)。もう本当に、こんなでごめんなさい!」
これはサッカー雑誌の表紙を飾った際のインタビューでの発言である。このコメントが原因で某匿名掲示板では8000を越える書き込みが殺到するなど、ネットは大炎上した。しかしこの騒動にこそ、彼女を落とす糸口がある。
彼女を落とすために我々が行うことは、日焼けサロンに何度も通って、肌を焼くこと。そして髪を短くカットして、黄色いブラジルのユニフォームを着用すれば、これはどこからどう見てもサッカーの王様ペレである。
ペレといえば、ED治療の啓発大使としてCMに出演した所、日本ではペレ=EDという間違ったイメージが蔓延。実際の彼はEDどころか、本国に隠し子が何人もいると報道されるほど絶倫にも関わらず、EDキャラが定着してしまった。まさにペレは、サッカー界における最大の被害者とも言える。
つまり森川も、悪気なく正直な気持ちを吐露しただけなのに、サッカーファンをバカにしているとネガティブな情報が広まっており、広い意味でペレと似た境遇と言えるだろう。
以上のことから、“誤解されている”という共通点のあるペレにさえなれば、森川を落とせる確率はグッと上がる。あとは彼女に会いにいき、第一声で「ボク、EDジャナイヨ…」とカタコトで語りかけてみよう。同じ立場の人間は、互いに惹かれやすい傾向にあるため、向こうは勝手に親近感を抱いてくれる。そこから心境を打ち明け合ううちに、心の距離は急接近。やがて2人は結ばれることとなるだろう。
(文・柴田慕伊)
【参考】
・スポニチアネックス 2016年3月14日
・INTERNET TVガイド 2015年10月20日
・サッカーゲームキングVol.38 2015年4月号
【画像】もりかわです-公式ブログ
http://star-studio.jp/aoimorikawa/index.php