1940年の東京を舞台に、夫を治安維持法で検挙され、2人の娘を育てた吉永演じる“母べえ”こと野上佳代の生涯を描く。
1974年の「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」以来34年ぶりに山田洋次監督(76)とタッグを組む吉永は「『寅さん』の最終回に何が何でも出演しようと松竹にお願いしてたけど、かなわなかった」と告白、山田監督を驚かせた。さらに今回、実年齢より約30歳若い30代の女性を演じた吉永に監督が「昔の女性は疲れた顔してたから大丈夫」とオファーしたことも明かし、会場をわかせた。
(写真=手をつないでフォトセッションの立ち位置についた(左から)佐藤未来、吉永小百合、志田未来。後列は笑福亭鶴瓶(左)、浅野忠信)