みのは同番組で島倉さんの葬儀葬儀が午後1時から始まることに触れ、「12時半ちょい前には行きます」と参列を予告し、さらには「私の復帰第一作。南青山の斎場、私のカムバックにふさわしい舞台がそろったじゃないですか」などと発言。葬儀の場を「カムバックの舞台」などと表現したことに対し、ネット上などで「不適切だ」などと批判の声が相次いでいた。
記事によると、関係者の配慮により、みのは10日に都内の寺院で密葬で営まれた通夜に弔問し、すでに島倉さんとのお別れを済ませた。みのは自らの発言が原因で40年来の付き合いだった島倉さんの旅立ちに迷惑をかけたくないと思い、通夜での別れを選び静かに眠る島倉さんに手を合わせると、その穏やかな顔を見て感謝の気持ちを伝え、すぐに寺を出たという。
また、10日発売の月刊誌「文藝春秋」(文藝春秋)の12月号には次男の逮捕によって巻き起こった一連の騒動についてつづった手記を寄稿。みのはこれまでの週刊誌のインタビューで、次男が事件によって諭旨免職処分となった日本テレビに「コネ入社」したことを認めていたが、同誌では「(次男が)入社試験を受けたのですが、恥ずかしいことに、筆記試験が難しくて住所と名前しか書けなかった、と。それで、当時、日テレの会長で、一昨年亡くなった氏家齊一郎さんに相談したところ、『将来、社屋を移転する可能性もあるので、引っ越し要員が必要だ』といって、体力だけはある次男を引っ張ってくれたのです(笑)」とさらに詳しい経緯を明かしたが、司会をつとめていたTBSの2つの情報番組を降板し“朝の顔”重荷が下りたことで吹っ切れてしまったようだ。
「みのの発言による一番の被害者は文化放送。現在もみのの番組のスポンサーで年間契約しているロッテと明治の両社が出稿を取りやめているが、このままでは契約を更新せず、番組の存続が危機に陥る可能性も。コネ入社のことも次男のことを思うならば、口を閉ざしておくべきだった。もはや“暴走老人”と化したみのを誰かが止めなければ取り返しのつかないことになりかねない」(芸能記者)
騒動がひと段落したが、今後もみのの言動が注目される。