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南北統一 北朝鮮先兵として平昌五輪に派遣される最強美女軍団(1)

 日本には「東男(あずまおとこ)に京女(きょうおんな)」という故事があるが、韓国では朝鮮時代後期以来“南男北女”と伝えられてきた。
 「2014年2月に米ウォール・ストリート・ジャーナルが『韓国のデートは南北分断も超える』という記事を掲載したことがあるのですが、その内容は脱北した女性と韓国籍男性との結婚が増えているというものでした。『南男北女』とは、男性は南(韓国)出身者の方が頭がよく、女性は北方出身者の方が美人で気立てもいいという意味です。ですから北の地名を冠した『咸興美人』や『江界美人』は、日本で言う『秋田美人』と同じイメージがあり、そのため結婚相談所には『北朝鮮の女性と結婚したい』とやってくる韓国人男性が増えているのです」(大手紙元ソウル支局記者)

 北朝鮮の“美女軍団”を間近で見れば「金正恩朝鮮労働党委員長は悪人に違いないが、北爆で罪のない同胞を巻き添えにする米国は悪い国だ」と考える韓国人が出てくる。これこそが金委員長の狙いだ。
 「韓国と北朝鮮は1月9日に行った高位級会談で共同報道文を採択していますが、その中身は、(1)平昌五輪に合わせた北朝鮮代表団の訪韓、(2)軍事当局者会談の開催、(3)南北間の問題を『わが民族同士』の原則で解決する、この3つです。この中で(3)こそが米韓関係にくさびを打つための声明で、その先兵が『美女軍団』であり『芸術団』なのです。それが証拠に同会談で韓国側が非核化に言及すると、北朝鮮側代表は『われわれの核は徹頭徹尾、米国を狙ったもので、同胞を狙ったものではない』と韓国のナショナリズムを刺激するメッセージで応えている。その心は、韓国の抱える日本との『日韓合意』破棄問題、米国との間に存在する在韓米軍のTHAAD(高高度迎撃システム)配備問題でもませ、日米から韓国を自陣営に誘い込む腹です」(軍事ジャーナリスト)

 折しも13日、北の対韓窓口機関である祖国平和統一委員会のウェブサイト『わが民族同士』は、米空母カール・ヴィンソンが平昌五輪開幕前に朝鮮半島周辺水域に展開するとの報道を取り上げ、「平和と親善を目的とする五輪に、戦争と対決を招く空母が出場できる種目はない」とけん制している。自らの核・ミサイル開発を棚に上げ、日米の好戦的な態度を非難したのだ。

 北朝鮮の狙いは、文在寅政権の“五輪休戦を韓国の手で実現することで外交の主導権を握る”というもくろみを利用し、ICBM(大陸間弾道ミサイル)の実戦配備を急ぐことだ。
 「トランプ政権は昨年5月末、『核放棄プロセスに合意しない限り、軍事行動を含むあらゆるオプションを発動する』という通告を北朝鮮指導部に送っており、コーツ国家情報長官は『北朝鮮は3月までにICBMの大気圏再突入、生物兵器弾頭ミサイルとSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の技術を獲得する』と判断して、その情報をトランプ大統領に上げています。つまり、3月が北朝鮮攻撃の“タイムリミット”になるわけで、北としては韓国には北爆に反対の立場を明確にしてもらいたいのです」(軍事アナリスト)

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