これは昨年の『ワイドナショー』で、熊本地震に被災した方々を勇気づける「阿蘇ロックフェスティバル」の様子を見た松本が、中心的役割の泉谷しげるに今年の参加を約束していたもので、3人はそれを守り、熊本を訪れる。
番組前半は、松本・東野・前園が熊本県を旅する内容。地元の「あか牛盛り合わせ」「いきなり団子」「天草晩柑」など名産品を次々に食べ、笑いを交えながら復興をアピール。
そして終盤、フェスの準備をしていた泉谷と合流。「明日があるさ」を盛り上げるため、松本とは『夢で逢えたら』(フジテレビ系)で共演した「同士」の清水ミチコや、番組ゲストで出演したこともあるスチャダラパーに協力を依頼。いよいよ、ステージへと向かう。
ステージに上がると、ファンは3人を大歓迎。乳首相撲をするという謎企画があったものの、なんとか盛り上げ、いよいよ最後の「明日があるさ」の熱唱へ。
感動のフィナーレとなるはずが、本来浜田雅功が歌うパートを担当した東野いきなりトチるなどグダグダ。しかも音程が外れるなど歌唱力が著しく低く、観客と松本は苦笑してしまう。
それでも、次パートを歌った松本がカバーし、意外と歌唱力のあった前園で軌道修正。その後、本職の泉谷、清水、斎藤工、スチャダラパーが総登場し、会場は大いに盛り上がる。
東野が「皆さんも頑張ってください」と声を掛け、泉谷が「彼(松本)が約束を守ってきてくれました。大きな拍手を」と称賛。その後も前園のリフティングや松本と泉谷のサインボール投げ入れなどで盛り上げ、感動のフィナーレとなった。
番組内での約束をしっかりと守り、「阿蘇ロックフェスティバル」に出演し、熊本の人々を盛り上げた松本・東野・前園3人に、ネットユーザーからは「ちゃんと約束を守って偉い」「感動した」「口だけじゃないところ見せてくれた」と称賛や感動の声が噴出。
一方で、東野の歌唱力の低さにも驚きの声が上がり、松本人志も放送後、「熊本。辛子蓮根 うまい。赤牛 うまい。東野の歌 まずい」(松本人志Twitterより引用)
とツイートする事態に。そのリプライとして「東野さんがあんなに歌が下手だとは知らなかった」と驚くツイートなどが投稿された。
東野の歌唱力はともかく、番組内での発言に責任を取り、熊本県を訪れしっかりとフェスを盛り上げた松本人志はさすがで、スターにふさわしいもの。視聴者からも感動の声が寄せられており、当日参加した人々は、さぞかし満足したことだろう。
松本にはお笑い界のトップとして有言実行する姿勢をこれからも貫いてほしい。