報道をまとめると、8月7日に新曲として通算54枚目となるシングル「ピースとハイライト」を発売し同10日の神奈川・日産スタジアムでのコンサートから全国5カ所9公演の野外スタジアムツアーをスタートさせ35万人を動員。
活動休止前、最後のライブとなった08年8月24日の日産スタジアムで桑田は雨天の中集まった7万人のファンに「また、ここでみんなと再会したいです。サザンの屋号をいったん、皆さんにお預けしますので、また帰って来る日まで、また会える日まで預かっていてちょうだい」とあいさつ。
ファンへの約束通りの活動再開となったが、昨年末、「来年は35周年だよな…」と桑田がスタッフと話し始めたことから、再始動への流れが生まれ、3月下旬、メンバー5人の意見が一致して、都内のスタジオで新曲の収録を開始。夏休み最後の土、日曜日となる8月31日、9月1日は13年ぶりとなる桑田の地元である神奈川・茅ヶ崎の茅ケ崎公園野球場でのライブを行う。
桑田は「再会を祝してオッパイ! …じゃなくてカンパイ!」とお約束の下ネタを交えてメッセージを寄せているが、ある2つのことが実現するかが関係者にとっては気になるところのようだ。
「おおみそかのNHK・紅白出場はサザンとしては83年が最後になっているが、30年ぶり、4回目の出場がなるかどうか。今年の紅白にとっては、サザン出場以上の目玉はないだろう。また、サザンのシングルで最多枚数を売り上げた『TSUNAMI』はおととしの東日本大震災以降、テレビ・ラジオでは自粛ムードだが、今年は“解禁”なるか」(レコード会社関係者)
国民的バンドのサザンのメモリアルイヤーだけに、年末までその動向が注目される。