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桑田との大物対決に負けても稼ぎまくる永ちゃん

 熱戦が繰り広げられたロンドン五輪も閉幕したが、五輪期間中に音楽界で注目の対決が実現。サザンオールスターズの桑田佳祐と永ちゃんこと矢沢永吉という音楽界のビッグネームのそれぞれのニューアルバムが音楽チャート・オリコンの週間アルバムランキングで首位を争ったのだ。

 「8月1日に永ちゃんがニューアルバム『Last Song』を発売。発売前には地上波、CSの音楽番組やラジオ番組のみならず、これまでほとんど登場したことがなかったタウン誌やフリーペーパー、さらにわざわざ地方のラジオ局に出向いて大々的なPR活動を展開した」(音楽関係者)

 とはいえ、発売日は桑田のニューアルバム「I LOVE YOU -now&forever-」がひと足先の7月18日。桑田のアルバムは同チャートで2週連続の1位を獲得し、8月13日付けのランキングで桑田VS永ちゃんが実現したが、桑田が週間で約6.1万枚を売り上げ3週連続1位を獲得。永ちゃんは約5.5万枚を売り上げ2位だった。

 「実は、2人の間にはちょっとした因縁があって、94年に桑田が発表したシングルのカップリングの楽曲『すべての歌に懺悔しな!!』の歌詞を巡り、メディアが矢沢と長渕剛を桑田が揶揄していると煽った。その際、激怒した長渕とは対照的に矢沢は『お互いクリエイター。全然、気にしていないよ。それより桑田君の方は大丈夫か?』と逆に桑田を気遣い懐の深さをみせた」(同)

 そんな過去もあったが、永ちゃんはさほどアルバムのセールスごときに気を留めなくてもいいほどの稼ぎっぷりだという。

 「原盤権と商標権をしっかり管理していて、レコード会社は自社レーベルで実入りが多い。ライブ会場で投げる1枚5000円のタオルは飛ぶように売れている。98年にオーストラリアで詐欺事件にあったが6年で完済し、04年に15億円のスタジオを都内に建設。06年に10億円の豪邸を都内に建てたが、現在、15億円の豪邸を都内に建設中」(週刊誌記者)

 平均的なサラリーマンの生涯年収は2億円と言われているが、かつて、レコード会社社員に向かって「お前がどんだけ良い大学入って、どんだけ良い会社に就職してもお前が、一生かかって稼ぐ額は矢沢の2秒」と言い放ったという永ちゃん。さすがに、1億円を1秒で稼ぐことはなさそうだが、稼ぎまくっていることは間違いないようだ。

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