健太被告は今年6月、東京都内の自宅で、当時高校生の弟に大麻を含む乾燥大麻0.5グラムを譲渡した疑いで起訴されていた。弟が高校で友人に売り渡したことで事件が発覚。事件の報道時、2人の素性は伏せられていたが、武内が自身のブログで2人の息子が逮捕されたことを公表し謝罪していた。
報道をまとめると、健太被告は「間違いありません」と起訴内容を認め裁判は即日結審。懲役6月、執行猶予3年を言い渡された。証人として出廷した武内は、「保釈後は自分が一緒に暮らして、規則正しい生活をさせて監督していく」と息子の更生を支えることを誓った。
武内は閉廷後、集まった報道陣の取材に応じ、「お騒がせしてすみません。バカ野郎ですけど、やっぱり息子ですから」と涙ながらに謝罪。「腹を割って話せるような環境を作っていきたい」と力を込めたという。
また、健太被告は法廷で「音楽(活動)の延長線上に大麻があった」と発言したというが、「大間違いだと思っています」と、ミュージシャンとして否定したというから、複雑な心境だったに違いない。
「結局、2人の息子に対して厳しく接しすぎて反発された。健太被告は15歳から大麻を継続的に使用していたというが、逮捕された2人の息子の母親と離婚していたこともあって、交友関係などをまったく把握しておらず、揚げ句事件が起こってしまった」(芸能記者)
チェッカーズ時代は強烈なリーダーシップでクセのあるメンバーたちをまとめあげていた武内だが、2人の息子の心を束ねることはできなかったようだ。