高校時代からSNSを利用するりゅうちぇるは、「(恋人を持つ友だちが)恋人じゃない異性と近距離で写真を撮っていたら」「みんなで『うわ、浮気だ。(SNSに)載せる時点であり得なくない?』とか言うのは、あるあるだったんですね」とSNSに掲載された内容が勘違いを生み、勢いよく広がる危険について実体験を語った。浮気と言われることや、勝手なイメージが広がることを危惧してか、りゅうちぇるは「あんまり女の子と、近距離で写真を撮るのはしてなくて」「ぺこりんオンリー」だと強調して会場の笑いを誘った。
SNSに疎いところがあるという若槻は、「ケータイを買い換えて、位置情報をオンにしちゃってて」「5日間ぐらいインスタグラムにずっと自宅が位置情報で出て……」と過去の失敗を暴露。司会者が思わず「大変!」とこぼし、りゅうちぇるも「ヤバいじゃんそれ〜」とツッコミを入れる事態となった。ファンが自宅まで押しかけてきそうだが、若槻は「誰もざわざわしないという」「サプライズがありました」と自虐で会場を笑わせながら、SNSの怖さを伝えた。
高校生の自分に教えたいことを聞かれると、りゅうちぇるは「高校生活で1つ悩みがあると人生終わりとなっちゃいがち」「(卒業したら)『いろんな優しい人も、もっとヤバいやつもたくさんいるよ』と声かけをしてあげたい」と現役高校生にも通じるエールを送った。
若槻は中学と高校の成績が悪く「先生から『お前、これは社会人としてやっていけるレベルじゃないぞ』と注意を受けた」と悩んでいた過去を明かす。そのうえで、「まぁ、安心しろ」「思ってるよりも稼げてるぞ」と、自信たっぷりに語り、笑いを起こした。2人の意見に、来日ゲストも笑顔で相づち。製作総指揮のヨーキーが「(作品を通して)アメリカの現場を語ったつもりだが、非常にこれは国際的で普遍的なテーマなのだと気づかされている」と語ったように、高校時代の悩みやSNSの付き合い方は万国共通のようだ。