とりあえず、キムタクの好感度急落はひどすぎる。まず、昨年末に起こったのが“キムハブ焼肉会”である。SMAP最後の日となった大晦日、キムタク以外のメンバーで慰労会が行われた。この“キムハブ”状態に同情が集まる可能性もあったはずだが、世間の風は冷たく、「当然」と見られた。
続いて9日に放送された「関口宏の東京フレンドパーク2017新春ドラマ大集合SP!!」でもキムタクが話題になった。エアホッケーでキムタクが俳優の松山ケンイチとペアを組んで挑んだものの、キムタクのワンマンなプレイが目立つとこれも不評。キムタクからすれば、番組の企画に真剣に取り組んだだけかもしれないのだが…。
「キムタクだけでなく、妻の工藤静香の評判も悪くなり、今、もっとも嫌われている夫婦となってしまっている。ここまで世間の風が冷たいとは本人たちも思っていなかったのでは」(業界関係者)
そして、今後もキムタクを厳しい現実が待ち受ける。新ドラマ「A LIFE〜愛しき人〜」(TBS)の視聴率は決して悪くないものの、「相変わらずのワンパターン。見飽きた“キムタク演技”」とキムタク自体の評価は最悪。この“キムタク演技”からの脱却ができなければ、今後、俳優として成功することは、ほぼ不可能と言われている。
さらに、キムタクの頭を悩ますのが、他の元メンバー4人が事務所から離脱する可能性があることだ。キムタクの好感度を回復させるためには、今後、他の4人と共演して、わだかまりがないことを世間にアピールすることが必須になるはず。しかし、他の4人が事務所から離脱となれば、その可能性は絶望的となり、好感度回復へのチャンスは閉ざされてしまう。
俳優としては道が開けず、好感度低下の歯止めができないとなれば、キムタクのタレントとしての将来は絶望しかまっていない。