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元SMAPメンバーで俳優業のランクが最下位となってしまったキムタク

 昨年末に解散した国民的グループ、SMAP。今後の個人の活動が注目を集めているのが、さっそく厳しい評価が下されたのがキムタクこと木村拓哉だ。

 今回の騒動で国民的グループのメンバーから、国民的嫌われモノとなってしまったキムタクだが、現在、自身が主演をつとめる「A LIFE〜愛しき人〜」(TBS)が放送されている。初回放送では、同じく元SMAPメンバーである草なぎ剛が主演をつとめる「嘘の戦争」(フジテレビ)には、視聴率争いで勝利。ドラマとしては、まずまずのスタートであった。しかし、ドラマ自体より注目を集めたのは、主演であるキムタクの演技。相変わらずの“キムタク演技”は、視聴者をうんざりさせている。

 これまでSMAPメンバーで俳優業のトップを走っていたのはキムタクであった。かつては“月9の帝王”として、視聴率を持っているタレントであった。しかし、それも今は昔。現在はテレビドラマ自体の人気の下降もあり、決して視聴率が獲れる俳優ではなくなってしまった。

 一方、他の元メンバーはどうだろうか。SMAPでもっとも演技の評価が高いのは草なぎ剛だ。つかこうへい、渡辺えり、橋田壽賀子、宮藤官九郎、三谷幸喜らが演技を評価しており、今や日本を代表する名優といってもいいだろう。続いて中居正広の評価も上々。特に映画「私は貝になりたい」での演技は絶賛されている。また、キムタクの悲願は大河ドラマの主演と言われているが、香取慎吾はキムタクよりもはやく大河で主演をつとめた。そして、最近では主演での出演はないものの稲垣吾郎の実力もそれなりの評価されている。

 「正直、元SMAPのメンバーで演技の評価がもっとも低いのがキムタクでしょう。成長を感じられない。同じようなタイプの役柄しか演じられないのは、俳優として致命的に使いづらい」(業界関係者)

 キムタクは今後、俳優としての新境地を開拓しなければ、厳しい現実が待っていることになるだろう。

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