蝶野のデビュー25年記念大会で闘魂三銃士&四天トリオを結成し、中西学、小島聡、秋山準の第三世代越境トリオと対戦する武藤。豪華6人タッグを前にしても「肌の弾力とか色ツヤ、オレ若けーなって。動きいいよなって、比較対象の中で主張せざるを得ない」とキッパリ。
もちろん蝶野の記念大会だからといって主役の座を譲るつもりはサラサラない。「武藤敬司スゲーなって思わせて、あいつにジェラシーを抱かせることが一番の“ご祝儀”だからな」と対抗心をのぞかせる。
武藤が主役にこだわるのはそれだけではない。前回、小橋とタッグで対戦した際「心残りはムーンサルトがお互い不発だったこと」を心残りに思っている。
それだけに「やっぱりムーンサルト(プレス)が出来るというのがすべてだろうな。あの技でのし上がってきたし、ヒザもぶっ壊しちまったけどよ(笑)。それが原点だよ。みんなにも25年ある中で、25周年培ってきた技術をみせる」と圧殺を予告した。
「無理なことをしてもしょうがない」。等身大の武藤が両国の舞台で華麗に舞う。