金村による大日本プロレス女性社員わいせつ事件のため、この日の新木場大会をもって無期限活動休止となるアパッチ。自粛前の最終興行に金村の姿はなかったが、メーンイベント終了後に所属選手が集まったファン200人の前で事件について謝罪した。
はじめは同軍ナンバー2で金村の相棒の黒田が「まずは被害者の方に申し訳ありません。そしてこんな状態にもかかわらず来てくれたファンのみなさん本当にありがとうございます」とし「ずっと組んできたけど金村のやったことはムカついて情けない」と歯がゆい思いを噛みしめて深々と頭を下げた。
続いてマンモス佐々木も「大勢の方に大変迷惑かけて申し訳ございません。でもやっぱりアパッチのリング残したい…」と目頭を抑えながらコメントした。所属選手は今後もこれまでと変わらずアパッチ軍を運営する「CF企画」に所属する方針。マンモスは「何も知らずに休んでいる非道、葛西(純)、Hi69のためにアパッチのリングを残したい」と、言葉を詰まらせ、アパッチ復活への思いをのぞかせる一幕もあった。
一方、同日付けでアパッチを運営するCF企画から金村のアパッチ軍解雇も決定。これからはCF企画の親会社であるキャッシュボックスに籍を置き、被害女性への謝罪を続けていくという。
無期限活動停止となったアパッチ。今後の活動再開に向け、まずは事件の全面解決が先決となる。