埼玉の絶対的エース・桐生順平が、GⅠ戦準優でのフライングにより、今回は出場できない。従って優勝戦線は混戦模様。この6日間について探ってみたい。
桐生が不在でも、やはり地元勢がシリーズをリードしていくはず。その筆頭は中田竜太。今やポスト桐生の一番手であり、SG制覇も時間の問題ともいえるほどに成長した。
昨年は年末のグランプリにも出場し、場数は踏んでいる。今回は中田を優勝候補の筆頭に推したい。
その中田に続くのが黒井達矢。旋回力はSGレベルであり、今やGⅠ制覇は悲願。今回がそのステージとなるかもしれない。
その他にも平石和男、須藤博倫、中澤和志、佐藤翼と、優勝戦線を盛り上げる役者はそろっている。
ただ、外来の顔ぶれも強烈。今村豊、今垣光太郎、山崎智也、辻栄蔵、白井英二、池田浩二、坪井康晴、笠原亮、峰竜太、羽野直也など。中でも、特に峰の存在は大きい。
当地では、昨年の60周年記念で惜しくも優勝戦2着だったが、当時よりも一層、パワーアップしており優勝戦線から外せない。また、今垣、山崎も戸田水面で豊富な実績がある。
豪華な顔ぶれが集う戸田GⅠ。初日から見逃せない。