ルートインBCリーグは現在、2リーグ11球団が加盟しており、神奈川と静岡が準加盟球団となっている。今シーズンは20万4791人の観客を動員。神奈川球団は2020年シーズンから株式会社神奈川県民球団が運営し、新規参入することが決定している。
DeNA球団は、神奈川球団が“神奈川県民とともに成長を続け、 子どもたちや選手ならびに関わる全ての人たちと共に未来の夢を育む球団”を目指していることと、神奈川県における野球文化や技術の発展、また子どもたちの未来の夢を育むという思いに共感したことから、1997年、1998年の首位打者で、チームの日本一にも貢献した往年の名選手である鈴木氏の派遣を決めたとのこと。
鈴木氏は「高校時代から過ごし、第2の故郷でもある神奈川県に、プロ野球チームの監督として関わることができること、嬉しく思います。 神奈川県は既に野球が親しまれている場所ではありますが、さらに野球が根付き、親しみのあるスポーツとなるよう、これまでベイスターズで経験したことを生かして、頑張っていきます。皆さんの応援、宜しくお願いします」と抱負を語っている。
ベイスターズジュニアについては、『NPB12 球団ジュニアトーナメント 2019』 終了まで予定通り務めるとのこと。今後も両球団は試合開催や人材交流など連携を取りながら、地元神奈川を盛り上げていく。DeNAの練習拠点が横須賀市の追浜に新設されたことも後押しになったようだ。
(どら増田 / 写真提供・横浜DeNAベイスターズ)