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DeNA、今年もオーストラリアで4投手が武者修行! ルーキー大貫はフル参加で2年目の飛躍に期待大

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大貫晋一

 昨年からベイスターズが戦略的パートナーシップ契約を結んでいるオーストラリアン・ベースボールリーグの強豪チーム“キャンベラ・キャバルリー”への武者修行へ、今年はルーキーの大貫晋一、大型右腕・阪口皓亮、中継ぎ右腕・平田真吾と笠井崇正の4投手が挑戦することが明らかになった。

 昨年は、今永昇太が参加し、無敵のピッチングを披露。これをきっかけに今シーズンは開幕投手に指名され勝利すると、一年通じてエースとして圧巻の活躍を見せた。

 同じく、今シーズン中継ぎとして大車輪の活躍を見せ、10年目で覚醒した国吉佑樹は、オーストラリアで約3か月間フルに参加していた。この際には「オフシーズンに打者と勝負できる」と“野球漬け”になれることや、異国で様々な国のチームメイトと“ベースボール”を体感し「楽しむ」ことを再確認できたこと、洗濯や食事を自ら用意することで、普段は恵まれていたと体感した。また、車に轢かれたカンガルーを度々目撃するなど、普段できない体験で新鮮な驚きを感じるなどの様々なメリットがあり、それが今シーズンの活躍に繋がったと語っていた。

 今回参加する大貫はただ一人、プレシーズンの始まる11月中旬から、年を越して1月末まで挑戦する。志願の理由は「慣れない環境で生活することで、人間的に大きくなる」と、精神面での成長と「今シーズンは先発として試合を作れなかったことも多かった。スタミナ不足と左打者への投球が課題」と、自身の欠点を分析した上で、「体力をつけることと、ウイニングショットの精度を高める」ことに目標を定めるとコメントした。

 ルーキーながら開幕ローテーションを勝ち取った25歳の実戦派は、15先発で6勝を挙げたが、6月22日の楽天戦では、一死も取れずにKOされてしまうなどの試練も経験。ただ、9月24日の中日戦では、5回1失点と好投しチームの2位を確定させることに成功するなど、フィニッシュは良い形で締めくくった。

 プロに入った最初のオフに、楽しみを捨て野球に没頭する環境を選んだ大貫。その高い志は、来季に向け大きな期待を抱かされる。

取材・文・写真 / 萩原孝弘

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