常に因縁のライバルとして描かれるルパン三世と銭形警部だが、意外なことにこの2人はかつて同じ大学の先輩・後輩という間柄だった。そのことが明らかになるのが、原作第46話。大学生だった頃のルパンを描いたエピソードだ。
2人が通っていたのは東西京北大学(おそらく東京大学がモデル)。銭形は法学部の4年生で、ルパンは電子医学部に入学した1年生として登場する。学部は違うが、先輩後輩として描かれているのだ。ちなみに、峰不二子も同大学の生徒だったようだ(エピソードによってルパンの先輩とも同級生とも描かれているので、学年は不明)。
大学生時代のルパンについてはほかの話でも描かれているが、当時は角帽に学生服のバンカラ派だったようで、無許可で教室をディスコにしたり、処女非処女を見分ける薬を研究したりと今と変わらぬ型破りな性格だったようだ。