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公園の噴水がお尻に直撃、人工肛門をつける羽目に 腸の損傷という恐ろしい事態に「親にも責任」の声

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画像はイメージです

 普段の生活では気にも留めないものが、危険な存在と化すこともあるようだ。海外では噴水で大けがを負った子供がいる。

 中国・江西(こうせい)省に住む7歳の少年の肛門に噴水の水が直撃し、大けがを負ったと海外ニュースサイト『ViralTab』が9月11日に報じた。同記事によると、少年は8月28日、同州の公園にある噴水の近くで遊んでいたそうだ。少年は噴水の噴き出し口の上にしゃがんだが、しゃがむと同時に水が噴き出し、少年のお尻を直撃した。

 病院に運ばれた少年を医師が診察すると、噴出した水の勢いが強く、水は肛門を通じて少年の腸にまで到達。腸が損傷していることが分かったという。医師の判断により、少年は人工肛門をつけることになり、人工肛門を介して排便せざるを得なくなった。医師によると、少年が回復し、人工肛門を使わずに排便できるまでには3〜6カ月かかるそうだ。

 少年の家族は公園を管理している事務局に賠償金を請求しているという。同記事の取材に対し、公園を管理している事務局は、「子供たちを噴水に近づけないよう警告する標識を噴水の近くに設置していた」と説明している。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「噴水がこんなに危険だなんて思わなかった」「子供を噴水で遊ばせたことがある。気をつけなきゃ」「水はどれほど強い勢いで噴出したのか。水が噴出したとき少年の体は浮き上がってなかったのか?」「標識があったのなら、子供も悪い。注意をしなかった親にも責任があるのでは」などの声が挙がっていた。

 噴水による事故は海外だけではなく、日本でも起きていた。

 大阪市西区の公園で、就学前の女児が噴水のある人工池で遊んでいたところ、噴水の水が勢いよく噴き出してケガを負ったと『朝日新聞デジタル』が2017年4月に報じた。同記事によると、女児は2016年6月、公園内にある深さ20センチほどの人工池で父親と遊んでいたが、女児が水中にある噴き出し口をまたぐようにしてしゃがんだ際、水が噴出し、股を直撃したという。女児の下半身からは出血していた。

 父親と近くにいた母親が女児を近くの病院に運んだが、その病院では止血ができなかったため、別の病院に搬送され止血手術を受けた。女児は4日間入院したそうだ。女児を診察した医師は、女児が履いていたパンツは破れておらず、体内から小石などの異物も見つからなかったことから、噴水の水が直撃したことによる傷だと判断した。傷は体内から見つかった。公園を管理する事務所によると、人工池は立ち入り禁止で、入らないように注意を促す張り紙を張っていたという。

 子供を公園で遊ばせることは一般的で、噴水もなじみ深い場所であろう。しかし噴水が大けがにつながる可能性があることを念頭に置く必要がありそうだ。

記事内の引用について
Playing Boys Rectum Damaged By Water Jet (ViralTab)より
https://viraltab.news/playing-boys-rectum-damaged-by-water-jet/

噴水、女児の下半身直撃し重傷 水圧の威力、注意を(朝日新聞デジタル)より
https://www.asahi.com/articles/ASK4R7GBQK4RUTFL00C.html

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