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ナイナイ岡村が彼女を作らない理由「運を吸い取られる」

 ナインティナインの岡村隆史が9月25日放送の『なるみ・岡村の過ぎるTV』(朝日放送系)において、はっきりと付き合った彼女は21歳からいないと告白した。岡村は1970年生まれの47歳。彼女いない歴は実に26年になる。岡村は「運を吸い取られそう」という理由で女性との本気のキスをしたくないという。ある意味では岡村らしい“こじらせ”エピソードだが、芸人の世界にはこうした人物は珍しくない。

 「芸人として売れるには才能や努力が必要なのはもちろんですが、運にも大きく左右されるのは事実です。そのため運気を逃さないように、願掛けやジンクスを重んじる人間が少なくありません。欽ちゃんこと萩本欽一は徹底した運命論者で、運を溜め込んでいる奴は強いと考えているようです。あるオーディションでは、じゃんけんで勝った見栄晴を選びました。この時、最終選考に残っていたのは有名な子役だったそうですから、言うなれば欽ちゃんは運を持っている“ダメな方”を選んだことになります。ほかにも、運を使い切らないように高額当選の宝くじを換金せずに取ってあるといったエピソードがありますね」(放送作家)

 大物芸人の萩本ですら、運を気にするのだから、ベテランの域に達しつつある岡村もそれに敏感なのは仕方あるまい。だが、あの“小物芸人”ですら運を重んじていると知れば驚くのではないだろうか。

 「コウメ太夫ですね。先ごろ、年下のグラビアアイドルとの破局が取りざたされ『バイキング』(フジテレビ系)で復縁を迫るも手紙に『相手にも悪いことがあった』と書き、坂上忍はじめ、周囲の人間を呆れさせたことでも知られます。自分本位な性格は昔から変わっていないようで、その様子は元夫人で作家の泉美木蘭によって『こうゆう駄目。』(太田出版)として小説に記されていました。『エンタの神様』(日本テレビ系)の白塗り芸者芸でブレイクするも、売れなくなることを恐れ、風水を意識した部屋のレイアウトに凝ったり、開運グッズを買い漁っていたようです。その中には、Dr.コパが販売する36万円の指輪もありました。それでも、残念ながら運は逃げていってしまったかもしれません」(前出・同)

 芸人にとって運は重要なものなのだろう。だが本気のキスを拒むほど、岡村の望む恋愛や結婚からは遠ざかってゆきそうだ。

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