番組では岡村隆史・矢部浩之・加藤浩次らのめちゃイケメンバーが、都内に三階建の一戸建を建てたというジャルジャル後藤淳平宅をアポなし訪問。「新築祝い」と称して、ずけずけと人の家に足を踏み入れる。
後藤が困惑の表情を浮かべるなか、カレーパーティーを開始。濱口優が新しいラグにカレーをわざとこぼし汚すと、メンバーは一様に笑い声をあげる。
さらに家のオブジェ、後藤の所有する車の鍵、父親から譲り受けた腕時計や実印を次々にカレーまみれに。これにも、メンバーは大笑い。この後も執拗に後藤の私物をカレーに混ぜる様子が放送された。
終盤、矢部が半ば強制的に後藤に対し「こういうのも楽しいかなとお祝いさせていただいた」などと声をかけ、テロップに「めちゃイケ流新築祝い」と表示。最後は「賑やかに終わった」「汚したラグは濱口が新品をプレゼントした」などとアナウンスし、コーナーは終了。番組としては一応のフォローを入れ、大団円としたかった模様だ。
しかし、視聴者はまったく笑えていなかった。ネット上では「ヤラセだとしても人の家をめちゃくちゃにして何が面白いのか」「悪ふざけがすぎている」「家族もいる前であんなことさせるな」と批判の嵐で、炎上状態となっている。
「彼らがこれまでやってきた人を揶揄し、馬鹿にすることで笑いを取るやり方は、現在の日本では不愉快と思う人がほとんど。しかし、彼らはそれに気がついてない。つまり、時代についていけてない。
今年に入ってからも加藤浩次の裸踊り、父の日に父の目の前でナンパさせるなどの内容を放送して批判されていたが、今回はお祝いと言いながら実際は後藤を集団でいじめてヘラヘラと笑っている異常な内容。
夏休み開けすぐの土日で、いじめを受けて悩む子供が見たらどう思うか。子供がいる出演者がほとんどなのですから、それくらいはわかるでしょう。それでも『嫌なら見るな』というなら、完全に視聴者からそっぽを向かれることになる。早く打ち切ったほうが、彼らのためかもしれません」(芸能ライター)
打ち切りのときがいよいよ近づいているのかもしれない。