海外ニュースサイト『Baltimore Sun』と『WBAL』は5月20日、アメリカ・メリーランド州に住む事件当時13歳の少年が、当時83歳の老女に性的暴行を働き殺害した事件で、少年の留置を4カ月間延長したと報じた。記事によると、少年は2018年8月、アパートの隣の部屋に住む老女の家に忍び込み、老女に性的暴行を働いた。老女は病弱で、抵抗ができない状態だったそうだ。性的暴行を加えた後、老女に殴るけるの暴行を加え、その場を去ったという。
近所の人が、数日間、老女を見かけないことを不審に思い通報した。警察が老女の家に向かうと、老女は衰弱しきった状態だったという。老女はすぐに病院に運ばれたが、翌日死亡。顔面には数カ所の骨折が見られ、唇は引き裂かれた状態だったという。その後警察は、現場に残されていたコンドーム3点の指紋や血痕などから、犯人を特定。少年が逮捕された。少年は過去にも軽犯罪を起こしており、逮捕までに時間はかからなかったようだ。裁判は今年9月に行われるが、2019年5月現在、少年は容疑を否認しているという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「13歳の子がこんな非人道的行為をするなんて恐ろしい」「完全に凶悪犯。死刑にすべき」という少年に対する怒りの声のほか、「老女は何も抵抗できず怯えていたに違いない」「こんな最後を迎えるなんてかわいそう」などと老女に同情する声も寄せられていた。
海外には他にも未成年者が老人に性的暴行を働いた事件がある。
2016年6月には、南アフリカ・リンポポ州に住む当時77歳の老女が、当時15歳の少年から性的暴行を受けたと海外ニュースサイト『Pulse Nigeria』が報じた。少年は被害に遭った老女の孫だったという。少年は、犯行当日、自宅の庭の椅子でくつろいでいた祖母に近づいて首をつかみ、祖母を家の中に引きずり込んで性的暴行を働いたそうだ。祖母は抵抗できなかったという。その後、祖母が警察に被害届を出したことで事件が発覚。少年は、犯行後、逃走していたが約1週間後に逮捕されたそうだ。
未成年者が性的暴行に手を染めるのには、生育環境などによる精神的な問題を抱えている可能性もあるのかもしれない。しかし、老人という弱者を狙う卑劣な行為は未成年と言えど許されるものではない。
引用について
14-year-old denied bail in alleged rape and killing of elderly neighbor in West Baltimore(Baltimore Sun)
https://www.baltimoresun.com/news/maryland/crime/bs-md-ci-tyrone-harvin-bail-20180910-story.html
Trial for 14-year-old boy accused of raping, murdering 87-year-old woman postponed(WBAL)
https://www.wbaltv.com/article/trial-to-begin-teen-accused-raping-murdering-elderly-woman/27525597#
15-yr-old boy rapes 77-yr-old grandmother in SA(Pulse Nigeria)https://www.pulse.ng/gist/animal-in-human-skin-15-yr-old-boy-rapes-77-yr-old-grandmother-in-sa/nlwzf32