かつてアイドルグループ「アミー&ゴー」としてデビューし、『仮面ぶどう狩り』という歌を出したことがある、アメリカ帰りの天才医師・後藤英雄(東山紀之・少年隊)。彼は飛行機の中で、正義感に溢れ、高い志を持っている研修医・小向桃子(多部未華子)に誘われ、英仁大学付属名峰病院にやってくる。特定の臓器・疾患に限定せず診療を行う総合診療科(ソウシン)を舞台に、通称「ファイヤー」となった後藤は、曲者ぞろいの医者たちと共に、さまざまな患者の命を救っていく。
元消化器内科医の漆原誠司(生瀬勝久)、元救命救急医の町谷玲奈(小池栄子)、対人恐怖症の元病理医・後田淳(吉沢悠)、そして元循環器内科医の氷室慎太郎(椎名桔平)。イケメン看護師・本木健介(大倉忠義・関ジャニ∞)と多部未華子の『ヤスコとケンジ』(日テレ)コンビもあわせて、東山を盛り上げるソウシンのメンバーはなかなか豪華なキャスティング。第9話のゲストは町工場の社長さんに扮した温水洋一と彼を心配する事務員の高橋ひとみ。きっぺいちゃん扮する氷室医師はかつて熱意があったけど今じゃすっかりチキンになってしまい、うつみ宮土理激似の清水美沙扮する元妻多恵に愛想をつかされていた。が、ソウシンのメンバーの後押しで循環器の難しいカテーテルを成功させる。
踊るドクターがやる、考えが煮詰まったら、M・ジャクソンのダンスを踊るって、「曲げられない女」で菅野美穂もやってたけど、最近そういう人って多いのかしら。でも東山以外のキャストがあんまり乗り切れてないのは、ヒガシのダンスにいまいち納得してないから? 変なあだ名つけたり、医療ものなのにちょっとふざけすぎかも。ソウシンがすごくヒマなのだけは分かるわ。そんなふざけた事やってるから、八嶋智人扮する事務長に、病院ごと乗っ取られちゃうのよ。(チャッピー)