逮捕前に、『FRIDAY』(講談社)のウェブサイトである「FRIDAY DIGITAL」では、高橋容疑者の家庭内トラブルを報じていた。記事によれば、高橋容疑者は、内縁の妻である元乃木坂46の大和里菜との間に子供が産まれた。大和は里帰り出産を行ったが、大和の両親が高橋容疑者へ子供を返さないと言い出したようだ。この仕打ちに対する恨み節として、「お前のおやじを殺してやりたい」と大和にLINEを送ったことが脅迫容疑となったようだ。これには、ネット上で「これは高橋が悪いでしょ」「それくらいの人間ってことを自覚しないと」「なんか、この人、お子ちゃまだよね」といった非難が殺到した。
ただ、一方の大和に同情的な声があるかと言えばそうでもない。特に大和が所属していた乃木坂46ファンからは「頼むから元乃木坂46メンバーって書くのやめてくれ」「大和って乃木坂メンバー卒業じゃなくて契約終了、実質クビなんだよな」「乃木坂46の名前に泥を塗り重ねるのやめてもらえないかね」といった声が聞かれる。大和の経歴をそのように報じてしまうメディアの責任もあるため、大和にとってはとばっちりの部分もあるのは確かだろう。
大和が契約終了に至ったのは、未成年飲酒疑惑や、NEVA GIVE UPの岡田鷹斗との深夜の抱擁シーンが『週刊文春』(文藝春秋)に相次いで報じられたためである。夜の六本木で遊ぶ中で高橋容疑者と知り合ったのだろう。この時、高橋容疑者は別の女性と結婚しており(その後離婚)、不倫関係であった。その後は、大和が高橋容疑者からDVを受けていた疑惑もあったが、それでも別れなかったことに「本当にだめんず好きだよね」「自分で自分を落としていっている感じがする」といった厳しい声も聞かれた。
あらゆる方面において、呆れた声が多いのが実情のようだ。