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ガチンコ化推進の技量審査場所で勝ち越し、株上げた大関魁皇

 八百長問題で存亡の危機に揺れ、全席入場無料の一般公開の「技量審査場所」を開催して再起を図る国技・大相撲。国技復興の威信を懸け、土俵上のガチンコ化が推進されている技量審査場所だが、38歳の幕内最年長・大関魁皇が、13日目の5月20日に阿覧に寄り切りで勝利、8勝5敗で勝ち越しを決めた。魁皇は、千代の富士(現・九重親方)の持つ通算最多勝利数「1045」にもあと2勝と迫っており、残り2日間で連勝し、千秋楽で記録達成なるか注目を集める。

 これまで8勝7敗でギリギリの勝ち越しを繰り返し、大関の座をなんとか死守してきた魁皇。一部では「7勝7敗で千秋楽を迎えた魁皇こそ最強」と揶揄され、いわゆる「無気力相撲」の代表格として槍玉に挙げられることが多かった。

 それが、土俵のガチンコ化が進む技量審査場所でフタを開ければ、千秋楽を待たずの勝ち越し。「魁皇、ガチでも強かった」という、スレた相撲ファンの間での再評価に、魁皇は心の中で「見たか!」と胸を張っているに違いない。

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