太田は立花議員が、3週連続でマツコ・デラックスの出演現場に抗議に赴いたことに、先週に続き「お前がやっていることは暴力団の脅しと同じ。やめろよ、本当に」と強く批判した。
さらに、ネット動画で「(太田は)数字がない」と指摘されたことにも、「そんなのどうでもいいよ。そこそこあるしね」と話し、笑いを誘っていた。ただ、すぐに真面目なトーンに戻り、「なんで俺があいつにムキになるかというと、立花が行っていることはテレビに対する文句なんですよ。NHKに限らず民放含めたすべての局に対して、出ている奴らは『権力の犬』だと言うわけ。俺はそこにカチンと来ている」と苦言を呈した。
また、太田は立花議員がもともとNHKの職員であった事実に触れ、「テレビにいた奴がはみ出して、外に出て『テレビはけしからん』と言うけど、お前が一人で見た景色でしかない」と指摘し、「俺はテレビをあきらめていないから、そんなこと言われたらたまったもんじゃないし、許せないわけ」と話した。
そして、立花議員に対して「俺はテレビに出てほしいと思っているけど、俺にキャスティング権はないし、提案してもうちの社長(光代夫人)も許さないだろうし、ほかの芸人もいるし、俺は勝手なことはできない」と語った。太田は立花議員を面白いとは思うが、現在のやり方ではテレビ出演や共演はできないと先週の放送でも語っており、改めて助言を差し向けた形だ。
さらに、立花議員の行動は現状、スポーツ新聞などが面白おかしく取り上げるのみであり、ワイドショー含めテレビメディアが黙殺している点について、太田は「ジャーナリストをしている人たちがきちっと語って欲しい」と語り、池上彰、田原総一朗、金平茂紀らの名前を挙げた。
これを受け、ネット上では「無視してる感じなんだろうけど、このままだと膠着状態だよな」「太田、やっぱりアツいな」といった声が聞かれた。太田と立花議員、双方の言葉も平行線をたどっていると言えるが、今後の行方も気になるところだ。