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爆問太田の企業向け講義が話題 中山秀征が好きだった事実もぶっちゃけ

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爆笑問題・太田光

 お笑い芸人は、「師匠」と呼ばれることはあっても、「先生」のポジションは得られない。しかし、人生の浮き沈みが激しく、人心掌握術に長けた芸人の生き様は、学びの巣窟。学校や社員教育の現場、プレゼンテーションやオリエンテーションに役立つことが多い。

 そこに着眼したのがNHK Eテレ。多角度からエンターテインメントに切り込み、笑いの可能性を探っていることで知られる同局のプログラムに、『芸人先生シーズン2』がある。17年の特番を経て、翌18年のシーズン1がレギュラー化された教養トーク番組だ。

 お笑いタレントが自ら企業に足を運び、社内を見学。着席する社員を前に、さながら先生で教壇に立ち、自身の経験を踏まえて、社員からの悩みを聞き、改善ポイントを独自で説く。ひとしきり成功を手に入れた芸人たちの言葉は、深くて重い。大企業の会長や社長よりも、説得性とバラエティに富んでいるため、ビジネス講座に最適。金言が散りばめられている。

 今回、仕事に生かせるノウハウを教えたのは、爆笑問題(田中裕二&太田光)。芸歴31年の2人が、創業66年の老舗大手菓子メーカーに赴き、「ちゃんと上手に褒めていますか?講座」を開講した。

 ある営業マンは、「説明が長い」ことに悩む。実際のプレゼンVTRを見た太田は、「ぜんぜんダメだね」、「つまんなそうだった」とバッサリ。一案として、「共感したい」を挙げた。ここからは、こと漫才に対しては真摯な太田劇場の幕開けだ。

 ド深夜に思い付いたことは基本、面白い。いわゆる、深夜のテンションだ。しかし、朝になると、面白さのかけらも見当たらない。それでも、そのネタは捨てない。深夜のテンションで、お客さんをあの時の部屋まで持って行けたらウケる、それを模索する、というのだ。

 次に、「愛着は擬人化」と締める。人はもちろん、商品も擬人化して、褒めることを推奨する。太田は実際に親せきが亡くなった時、親族は遺体を「笑っているよ」と褒めた実話を挙げた。そこで、社員に自社商品のポテトチップスのり塩味、さらには太田本人を褒めさせ、プレゼンさせた。当てられた4人は見事にクリア。太田は褒め返すという、最大の賛辞を与えている。

 ちなみにその際、12の物や人、アニメや商品が書かれたボードを見せた。ポン酢や豆腐、ルパン三世などが書かれている中、中山秀征なる文字があった。いわく、12個すべては太田が好きなものだという。太田と中山。水と油。確信犯的にイジりに出ている。当然、ここには触れずにいた。触れたがカットされたのか。それは不明だが。

 人生お役立ちバラエティ『芸人先生シーズン2』だが、8月26日の本放送で再び幕を下ろす。最終回は爆問の後編で、「“自分の看板を磨き直そう”講座」。予告VTRで太田は、「どんどん失敗しろよ」と熱弁をふるう。金八先生よろしく、太田先生。最後の教鞭はいかに。
(伊藤雅奈子)

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