フォトセッションでもノリノリの5人は様々なポーズにも対応し会見へ。「求められるっていいね!」と丸山が笑顔で語ったと同時に、村上が「錦戸のことは聞かんといてくれる?」と9月に脱退した元メンバー・錦戸亮の名前を出して報道陣を笑わせ、冒頭から関西ノリ全開でスタートした。
村上は「呼んでいただいてありがとうございます」と感謝の念に続けて「ジャニーさんのこととかありましたが、47都道府県ツアーを10年ぶりにやらせてもいらいつつ、紅白にも呼ばれ、この上ない充実した1年を過ごさせてもらった」と振り返った。
また本番では紅白ならではの、関西の大御所と関東の重鎮芸人との共演を「楽しみ」としつつも、大量のピカチュウとのコラボに横山は「距離感が下手くそ」とダメ出し。再び会見は笑いに包まれた。
今年7月に他界されたジャニー喜多川氏に向けて村上は「一言では言い表せないが、我々の中ではまだ亡くなっていないような感じ。まだ過去の人にしたくない」と素直な心境を吐露。「大阪にジャニーズ文化を築いてくれた」ジャニーさんのために「長く続けることが一番」と息の長い活動で恩返しを果たしたいとした。しかし紅白の司会について振られると「司会落ちたんや!」と悔しさを爆発させたが「いつかちゃんと司会やって、ジャニーさんに報告します」と意を新たにし「来年は一番に立候補する。(嵐を)ジャニーズが送り出さんと誰が送り出すねん!なあ!」と周囲に同意を求めたが、NHKのスタッフから時間の都合で強制終了させられ、爆笑会見は幕を閉じた。
取材・文・写真 萩原孝弘