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【DeNA】「ウィング席」第一号ホームランは誰?2020年へ向け着々と変わる横浜スタジアム

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横浜スタジアムウィング席

 2020年のオリンピックの野球・ソフトボールのメインスタジアムとなる横浜スタジアム。昨年、人工芝の張り替えやベンチをメジャー仕様に変更するなど工事を進めてきた。そして今年、2019年シーズンは2つの大きなリニューアルが完了する。

 まず、オフィシャルグッズショップのリニューアル。名前もスタジアムのホームベースのちょうど延長線上に位置することから、「BAYSTORE HOME」と変更された。場所は去年まで「BAYSTORE NAIYA 2F」の向かい側で、元“YY パーク”のあった広場に新設される。以前のショップの2.6倍の規模を誇り、約3000点のグッズが販売される。今まで試合日は入場規制がかかるなど、“買いたくても買えない”や”レジの行列が長すぎて、試合中に行くと“イニングが進んでしまう”との声が多かったが、これだけの大きさとなればその不満も解消されるだろう。なお、昨年までの「BAYSTORE NAIYA」は廃止となる。

 もうひとつは「ウィング席」の新設。場所はライトスタンド上部で3,500席となる。昨年シーズン中から着工していた為、ファンの認知度は高い。スタジアム外に土台を作り増設した格好で、オールドファンには“後楽園球場のジャンボスタンド”といえばイメージしやすいであろう。また、相当高い場所にあるため、1月の内覧の際には“怖い”と思わず口にする者もいた。そして注目は、なんといっても”第一号ウィング席ホームラン”。ハマスタのライトへ場外ホームランをかっ飛ばしたのは、古くは松井秀喜や阿部慎之助が記録している。近い所では梶谷隆幸、筒香嘉智も放り出したことがある。左の大砲でないとなかなかそこまでは飛ばせないことから、ベイスターズではやはり筒香が大本命。次点で梶谷隆幸、穴は佐野恵太だろうか。こんな予想もファンの楽しみのひとつだ。

 “ニュー・ハマスタ”のお披露目は3月16日のソフトバンクホークスとのオープン戦。今年からファンクラブ会員の無料招待が無くなり、全席指定と強気設定にも関わらず、ファンクラブ先行発売の売れ行きは好調。熱いベイスターズファンを受け入れるべく、ハード面でも充実していく横浜スタジアムの変貌にも注目だ。

取材・文・写真 / 萩原孝弘

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