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さすが芸達者!高校野球の応援に焦点を当てた「柳沢慎吾のひとり甲子園」が面白いと人気に

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柳沢慎吾

 スポーツニッポンがYouTubeにアップしている「柳沢慎吾のひとり甲子園」が面白いと話題になっている。

 動画は、熱烈な高校野球ファンである柳沢が、野球だけではなく全国各地の「応援」を掘り下げていく内容。エピソードを交えながら、各高校の応援歌を歌っていくという少々マニアックな話が展開される。

 1日1本のペースで公開される動画のなかで人気だった動画が、天理高校を取り上げたもの。現在ヒットを打った後に流れる「天理ファンファーレ」を熱唱し、「早実のコンバットマーチより古い」などと、豊富な知識を披露する。

 それから、天理伝統の応援曲「ワッショイ」も「どんどん早くなっていく」と歌いながら説明、持ちネタの「ボーク」も登場。わずか公開1週間程度で、1.3万回の公開数を記録した。

 さらに、柳沢が大ファンという横浜高校の話題も登場。「YO!KOKO!横高」と踊るなど、さすがの知識を見せる。この他にも東海大相模の「Tのマーチ」や愛工大名電の「さくらさくら」、常葉菊川の「エルクンバンチェロ」など、振られた話題に全て答えていく。

 応援だけではなく、池田高校蔦文也監督や箕島高校尾藤公監督のエピソード、宇部商業のサヨナラボーク、日本文理対中京大中京の決勝戦など、マニアにはたまらない名場面が満載。高校野球ファンはもちろん、ユニークな視点での演技はライトな層も楽しめているようだ。

 柳沢の「ひとり甲子園ネタ」は高い評価を受けており、横浜スタジアムでは高校野球ネタを交えた「日本一長い始球式」が人気。横浜高校出身で松坂世代の後藤武敏らが「共演」したこともある。

 芸達者で知られる柳沢だが、高校野球ネタはそのなかでも特に人気。これからもその独特な観察眼で我々を楽しませてほしい。

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