これには「お笑い第7世代」の言い出しっぺとされる、霜降り明星・せいやが「もう僕の知ってる第七じゃないです…(°_°)」とコメントした。さらには、前日に公開されたネットラジオ「ニューヨークのニューラジオ」の内容を受け、せいやは「ニューヨークさんが正式に第7世代を牽引してくれることが決定しました。ニューヨークさんが王位継承者でありリーダーです」とツイート。屋敷もこれに応じる形で、「この度晴れて第7世代のリーダーになることができました。プレッシャーもありますが、精一杯頑張りたいと思います」と応じた。果たしてニューヨーク、そして屋敷はお笑い第7世代なのだろうか。
屋敷へのフォローツイートでも触れられていたウィキペディアによれば、お笑い第7世代は2010年代後半から活躍し、平成生まれの芸人を指すと定義がなされている。ニューヨークは2010年に結成。さらに双方1986年、昭和61年生まれで、ウィキの定義からだと「ギリ外れる」と言えそうだ。
ウィキではもう一つ、1987年以降のデジタルネイティブのゆとり世代も、第7世代の定義にある。これを踏まえるならば、EXITの兼近大樹(1991年生まれ)や、YouTuberとしても活躍するフワちゃん(1993年生まれ)などは、文句なしに第7世代芸人と言えるだろう。ここに加わろうとするEXITのりんたろー。(1986年生まれ)に「おじさんが無理している」といったツッコミがなされることもある。
ニューヨークは、昨年放送された『M-1グランプリ2019』(テレビ朝日系)のトップバッターとして披露した「歌ネタ」で認知度を上げたと言える。だが、それまでに10年のキャリアがあるだけに、彼らが遅れてきた第6世代に位置づけられるのか、はたまたニューカマーな第7世代に属するのかは、今後も議論が分かれそうだ。
記事内の引用について
ニューヨーク屋敷のツイッターより https://twitter.com/nyyashiki
霜降り明星せいやのツイッターより https://twitter.com/simofuriseiyam