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「美人過ぎる」つけると受難の時代?

 「美人すぎる市議」こと青森県八戸市の藤川ゆり市議(30)の大ブレイクで始まったと言われている「美人過ぎる」ブーム。冠がついたカワイイ素人さんが軒並み出てきて賑やかなのだが、一方で、「美人すぎる」や「かわいすぎる」コンセプトが思わぬトラブルを引き起こしてしまっているようだ。

 「かわいすぎる海女」として昨年、大ブレイクしたのが大向美咲さん(20)。岩手県久慈市の小袖海岸で働く姿をNHKの番組が取り上げたことで全国区になったのだが…。

 「今年になって大向さんの同級生も加わり、3人の若手海女で活動しはじめた矢先のことでした。突然、7月いっぱいで漁に出てこなくなったんです。これから3人で大々的に売り出そうと芸能事務所なども動き始めていた矢先でした」と語るのはテレビ関係者。写真週刊誌「フライデー」は9月3日号で大向さんを直撃。そこで大向さんは「海女を辞めたんです」と心境を語っている。その背景には、先輩の海女たちとの確執があったとか。

 「やはり年長の海女たちは、いくら観光の目玉といっても若手がポッと出てきてチヤホヤされるのは面白くない。いじめとまではいきませんが、やっかみはあったようです」(テレビ関係者)

 女の嫉妬に潰されたというわけか。

 一方、夏の参議院議員選挙期間中に「美人すぎる秘書」として話題になったのは山下莉奈さん(22)。ジャニーズのアイドル・山下智久(25)の妹としても脚光を浴びた。鳩山邦夫元総務相(61)の秘書として採用され、長男の太郎氏(36)の選挙運動を行い、落選後も邦夫事務所で働いていたハズなのだが…。

 「莉奈さんは7月いっぱいで、ひっそりと永田町を去りました。理由は太郎氏のセクハラ疑惑など報道されたりしていますが、秘書としての仕事が過酷すぎて疲労困憊してしまったことと、山Pの妹ということばかりクローズアップされてしまい、結果としてジャニーズ事務所に必要以上に気を使わなければならなくなって、本人が嫌気がさしたからと言われています」(永田町関係者)

 「敵」は女の嫉妬ばかりではないのだ。

 ある芸能記者はこっそり打ち明ける。「この間も、美人過ぎる○○がいるからと聞いて取材に行くと、もう芸能事務所がついていて、記事が出た後の、ネット展開から写真集出版の話まで決まってるっていう(笑)。自称・素人さんが増えてしまってます。アイドルファンも目が肥えてますから、そんなの一発で見破られたりするんですがね。そうすると美人過ぎるというコンセプト自体がうさんくさくなる」

 「美人すぎる」というコンセプトは受難の時代になってしまったのか。

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