第3世代の2人が奮い立った。戦前には新日本プロレスの天山が、音信不通のゼロワンMAXの大谷に疑心暗鬼になり「もう人が信じられん」と落ち込んでいたが、ふたを開けてみれば、2人のコンビに不安は全くなかった。1回戦で長州力&田中将斗、準々決勝ではSSマシン&ヒロ斎藤を撃破した。
決勝は中西学&獣神サンダー・ライガーと激突。IWGPヘビー級挑戦が決まり、勢いに乗る中西の猛攻に苦しみながらも、天山がライガーをアナコンダバイスでマットに沈めて優勝を決めた。
タッグ制覇で完全に息を吹き返した天山が「G1イコールオレ。もう1人でも負けやしない」とG1のV4を宣言すれば、ゼロワンの火祭り男こと大谷も「火祭りで最高の結果を出してG1に出る」と新日プロG1参戦に名乗り。互いに真夏の祭典制覇を宣言した。