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民主政権で来夏クールビズ廃止危機!? 意地でもネクタイ外さない鳩山&小沢

 選挙戦報道でスポーツ紙の定番企画となっている“候補者ファッションチェック”で重大異変が生じた。連日の猛暑が続く衆院選で、民主党の鳩山由紀夫代表(62)がネクタイにスーツ姿を貫いているからだ。選挙参謀・小沢一郎代表代行(67)もネクタイを外さない。政権与党の麻生太郎首相(68=自民党総裁)や太田昭宏公明党代表(63)がクールビズで遊説しているのとは対照的で、民主党政権下で“クールビズ消滅危機”が起こりやしないか心配だ。

 最近の鳩山氏は奇抜なヨーロピアンデザインのネクタイを封印中。永田町関係者によると、そのネクタイセンスの悪さは致命傷になりかねないとして「周囲の勧めでストライプ柄を中心に組み立てている」という。ならばいっそのこと、外してしまえばいいのに…と思うものの鳩山氏は頑としてネクタイを緩めない。

 ちなみに、民主党は5月の役員会で今季のクールビズ実施を決定している。ただ鳩山氏は6月に「クールビズをパフォーマンスでやりたくない。自分は採用しない」と宣言し、18日の公示日以降、炎天下でもネクタイと上着をしっかり着込んでマイクを握る。小沢氏もまた「ネクタイに上着」派。自民党政権が推進したものにはくみしない「意地」の表れか。05年衆院選で党代表としてネクタイ姿を貫いた岡田克也幹事長は今回、「あまりの暑さ」に初めてクールビズ用のワイシャツを購入、あっさりネクタイを外した。
 一方の自民党。クールビズ導入の音頭を取った小泉純一郎元首相は17日、当時の旗振り役だった小池百合子元環境相の応援に招かれ「前回衆院選で小泉改革に反対した人たちは皆ネクタイをしていた。4年たったら与野党に関係なくクールビズが当たり前になった」と得意げに語った。
 共産党の志位和夫委員長は第一声でネクタイを締め上着は脱いだ。社民党は福島瑞穂党首だが、男性はノーネクタイ姿が多いという。国民新党の綿貫民輔代表はスーツにネクタイが定番だ。
 政府は2005年から、温暖化防止対策の一環としてクールビズ運動を開始。
 官民問わず定着しつつあった流れが、選挙結果を受けて変わるとすればたいへんだ。

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